不妊治療はどのぐらい費用がかかるの?

不妊治療とひとことに言っても、治療の選択肢は様々ですが、それぞれの治療にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。不妊治療の種類や、治療にかかる費用について詳しくみていきたいと思います。
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不妊治療はどのぐらい費用がかかるの?

不妊治療を始めるまでの流れ

不妊治療を開始するにあたっては、まず、不妊症検査が行われます。
不妊症検査によって不妊の原因や程度などが調べられ、その診断結果に応じて最適な治療が選択されます。

 

初診時の検査
問診

初潮の時期や生理周期、最終生理日、生理の異常、流産経験、不妊治療歴などを聞かれます。その場で慌てることのないように、基本的な質問事項は前もって整理しておくと良いでしょう。

 

視診

体型や肥満度、性器に奇形や炎症、外傷はないかなどを調べます。

 

内診

経腟超音波を使って子宮や卵巣の状態を調べます。

 

2回目以降の検査

2回目以降の検査は女性と男性によって異なります。

 

女性の場合

ホルモン基礎検査、頸管粘液検査、超音波検査、フーナーテスト、クラミジア検査、子宮卵管造影剤検査、子宮内膜検査などが行われます(どの検査を行うかは、その時々によって異なります)。

 

男性の場合

4、5日間禁欲した後、クリニック・もしくは自宅で精液を採取し、精液検査を行います。精子の量や数、運動率、奇形率などが分かります。

 

不妊治療の種類

不妊症検査が終了し、治療方法が決まると、不妊治療がスタートします。
不妊治療には以下のような種類があります。

 

タイミング法

排卵日を特定し、医師の指導のもと、その日にあわせて性交を行い、自然妊娠を目指します。6か月継続しても妊娠が成立しない場合は、排卵誘発剤を使用する場合もあります。

 

人工授精

排卵時期に精子を採取し、人工的に子宮内に注入する治療方法です。ほぼ自然妊娠に近い形で妊娠することができます。

 

体外受精、顕微授精

タイミング法、人工授精でも妊娠しない場合は、体外受精や顕微授精にステップアップします。卵子と精子をそれぞれ採取し、胚移植を行って人工的に受精卵を作ります。その後、受精卵を子宮に戻し、着床すれば妊娠成立となります。

 

不妊治療の費用

不妊治療にかかる費用は以下の通りです。

 

タイミング法

タイミング法には健康保険が適用されるため、一般の医療費とさほど変わらぬ金額で治療を受けることができます。経済的にも肉体的にも最も負担の少ない治療法といえます。

 

人工授精

1回につき1万~3万円程度の費用がかかります。

 

体外受精

1回につき約30万円程度の費用がかかります。

 

顕微授精

1回につき約50万円程度の費用がかかります。

 

高度医療にステップアップするに従って、治療にかかる費用も大きくなっていきます。
現在は、体外受精と顕微授精を対象にした特定不妊助成事業も始まっていますので、まずは区役所や市役所などの担当課に相談してみることをおすすめします。

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